認知症と診断された母の記録

2014年に認知症(初期)と診断された母。遅まきながらその症状等を2017年夏より備忘録として綴っていこうと思います。既に過ぎ去った過去のあれこれについても思い出したときに追記していきたいと思います。

脳外科(2018年8月)-心の狭い自分が嫌になる😖

自分の整形外科詣でを終え、母邸へ。

実はこの医院、母がリハビリで通っているところ。

自宅の近くにも整形外科いくつかあるが行ったことないし、母のこと考えると何かとこっちの方が今後都合良いだろう。

 

玄関開ける母。久しぶりに見る息子。

 

っが、嬉しそうにするでもなく驚くでもなく あらっ、いらっしゃい  と。

 

う~ん。拍子抜けだ😅

 

入ってきた私の全身を見て、やっと肩の異常に気付き  んっ?何付けとるの?  だってさ😌

 

次第を説明して初めて えっ、骨折ったの?大丈夫? と心配してくれた。

何となくだが、息子が一か月海外に居て会ってないことなど認識になさそうだっ😂

 

さて、まずは午前中あれからちゃんと歯医者に行ったかを聞いてみる。

 

ん?歯医者?何でそんなとこ行かないかんの?  だとさ。

診察券見せてもらったら、ちゃんと次回9月の予約が書かれていた。ということはちゃんと午前中に行ったみたいだ。

 

これからは母に確認してもダメかも。ついさっきのこと覚えてられなくなっちゃった😨

 

今日の夕方は何がある?

 

と聞いてもやはり覚えていない。

でもカレンダーを見て「あぁ、脳外科の日だね。」と行ってくれた。カレンダーを見る という行為はちゃんと認識しているからちょっと嬉しかった。

 

予約時間までまだ少しあるのでまずは薬チェック。

いつものように飲み薬以外はダメだった。

忘れていてもいつも電話先でやらせているのに「目薬なんてずっと点してない。」「はげ薬?そんなのやっとったか?」って今日も言ってた。

 

次のチェックは少し怖い。一か月間確認していなかった冷蔵庫チェックだ。

思った通り、買い癖は治っていなかった。

漬物類、プチトマト、ヨーグルトをメインに冷蔵庫があふれそうになっていた。

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整理なんかもできないから期限切れのものがわんさと。プチトマトは期限が分からないから困るんだけど、冷蔵庫に入っていたにもかかわらず3パックに既にカビが生えていた😱

 

問答無用でそれらを破棄したら半分くらいになったよ👌

 

 

 

ケガのせいで私が運転できないので今日はタクシー🚕

母に頑張ってもらおうとタクシー会社の番号を渡して電話させようとしたが、「だめ、何話すの?いや。分からん。」とプチパニック。タクシーを自分で呼ぶ行為はもうできなそうなことが分かっだ。

 

私が呼んでタクシーで脳外科へ。乗車中「んっ?どこ行くの?」と数回聞いてくるのはいつものことだ。

 

今日は早く到着したのに一時間くらい待たされた。エアコンが効きすぎて慣れていない母は 寒い寒い を連呼していた。

診察は3分だ。

 

先生は母に 元気ですか? くらいしか聞かなかったので、私の方から  頭(脱毛症の方)も診てやってください  と依頼。

私も一か月母の頭を見ていなかったが、どうも毛が生えてきはじめた感じで以前より改善していた。脱毛症の薬は本日をもって終了ということになった。おめでとう、母ちゃん。俺も嬉しいよ🎵

 

次回は脳画像撮影と血液検査をすることになった。

 

母邸で一緒にレトルトカレーと冷蔵庫整理がてらの夕食をしてから帰宅。

 

久々に会った母だったので、今日は私も優しいモードで臨んだはずなのであるが・・・・・

やはり長い時間接していると辛く感じてしまう自分が居る。

私の鎖骨骨折についても今日一緒に居たであろう4-5時間の間に「肩どうしたの?」と少なくとも20回は聞かれた。

最初のうちは  はぁ、またか  と思いながらも心穏やかに何度となく説明を繰り返していたが、10回を過ぎるあたりから いけない と思いながらも心の中で「もう、いい加減にしてくれよ。」と思ってしまう心の狭い自分に嫌気がさしたりもした😣

 

明日もまた聞かれるかもしれない・・・・・心を広く持てオレ!