認知症と診断された母の記録

2014年に認知症(初期)と診断された母。遅まきながらその症状等を2017年夏より備忘録として綴っていこうと思います。既に過ぎ去った過去のあれこれについても思い出したときに追記していきたいと思います。

リハビリ通院(7/9)-〔午前の部〕あんたの名前の由来はねっ

今日は昼の11:20から整形外科へリハビリ通院。

自分もオフデーなのでいつものように迎えに行って一緒に整形外科へいくつもりだった。

 

っが、オフデーだけに前日に夜更かししすぎて超寝坊。起きたら既に11時。慌ててお袋に電話してリハビリに行くよう指示。電話切り際に「今日は一緒に来てくれないの?」と寂しそうな声で言われる。

 

リハビリで何か言われても、母だけだと言われたことを忘れてしまうので、顔洗って歯磨いてすぐに家を出て自分も直接整形外科へ向かう。

到着して受付に顔ダスト「お母さんちゃんと来られてますよ。」と。看護師さんたちも母の認知症を気遣ってくださっていて、私の顔と名前まで(というか母の息子ということを)ちゃんと覚えていてくれ嬉しかった。施術中なので声をかけず待合室で待機。

 

施術が終わって、リハビリ窓口の看護師さんに「息子さん来られてますよ!」と声をかけられた母は「うそっ、今日は来ないわよ!」とか言ってるのが聞こえてきて笑えた。

 

第二回目のリハビリを終えて母邸へ戻る。

 

さて、薬チェック

残念ながら今日も全く忘れている。(3種類とも)

 

昨日から買い物には行っていないようで、冷蔵庫に増えているものはなかった。

 

今日は面白い話を母から聞かされた。

私の本名は「伸一」というのだが、母が「何でそう名付けたか知ってる?」と聞いてきたので昔聞かされたとおり「『まっすぐ一本に伸びて成長しなさい』ってことでしょ?」と答える私。

すると母はとんでもないことを言い出した(汗

「うん、それもそうなんだけど実はね。高校の時に知り合ったカッコいい人の名前が『山口 伸一』って言ってね。それで付けたんだわ!」と笑って言い放った。

 

生まれて初めて聞かされた衝撃的な事実。私の名前に母ちゃんの恋愛事情が絡んでたとは生まれて半世紀経って初めて知ったよ。うん、笑える!

 

母の「ドライブ連れてけ」攻撃をかわし一旦、家に戻る。

※急いで来たので原チャだったしね。