認知症と診断された母の記録

2014年に認知症(初期)と診断された母。遅まきながらその症状等を2017年夏より備忘録として綴っていこうと思います。既に過ぎ去った過去のあれこれについても思い出したときに追記していきたいと思います。

母邸訪問(7/14)-母の恥じらい心?

最近の薬飲み忘れの激しさが気になり、今日も仕事帰り、17時半過ぎにふらっと寄ってみたが、不在だった。

 

散歩でもしてるのかな?と思いちょっと待ってみる。その間に恒例のチェックだ。

 

薬チェック

嫌な予感は的中するもので、今日も全滅だ。どれ一つとっても日付の消込もないし飲み薬の残り包数も昨日と変わらずであった(泣

 

冷蔵庫チェック

夕食用の弁当が入っていたので今日も買い物には行ってきたようだが、主だったものはさほど増えていないように見えた。意識してくれたのかな?

 

待っている間に少し汗ばんできたので勝手にシャワーを浴びさせてもらった。

終わるころには散歩から戻ってくるだろうと思っていたがなかなか帰ってこない。

 

シャワー浴びた後、少し部屋の様子を見ていて気付いた。

母は散車だとか散歩に行くとき、私とドライブだとか病院にでかけるときには、もうかなりくたびれてすり切れている肩掛けバッグを使っている。私は毎回「もう汚いからそのカバンやめてもう一つの綺麗な方使いなよ!」と言っているのだが、「まだ使えるからいいじゃん!」と言って使い続けている。

っが、今日はその汚いのが卓の椅子に掛けてあった。そんで別の新しめカバンが見当たらない。ふと思い玄関で靴も確認するとこれまたいつも履いている汚いのが残っている。ということは靴も綺麗な方を履いて出掛けているということだ!

 

散歩でなく、何か着飾るシチュエーションのお出かけなのだろうと感づいた。

これは暫く帰ってこないなと思い置手紙をして帰りました。

 

後から電話がかかってきて聞いたら、婿殿の車で迎えに来てもらって孫ファミリーと夕飯に行ってたみたいだ。そう言えば今日は土曜日、孫も学校休みだったから楽しく食事できたみたいだ。良かった良かった。

 

母ちゃん、婿殿の前では身ぎれいにするのねっ(汗

まぁ、そういった恥じらい?の心が母にもまだ有るんだと分かっただけでも少しホッとできたよ。