認知症と診断された母の記録

2014年に認知症(初期)と診断された母。遅まきながらその症状等を2017年夏より備忘録として綴っていこうと思います。既に過ぎ去った過去のあれこれについても思い出したときに追記していきたいと思います。

整形外科(6/18)-大地震のちプレート交換

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今朝7時58分、大阪を中心に最大震度6弱という大きな地震が発生。自分たちの住んでいる地域は震度5強だったようだ。

 

電話すると母は全然大丈夫で逆に「アンタは大丈夫なの?」と心配してくれていた。

 

今朝は経過確認のレントゲン撮影の日。予約通院ではないが一週間後に来るよう言われていたので、事前に日時を決めて母帝に飾られているカレンダーに記載しておいた。

 

10時半頃、母邸到着。地震の影響でこんな辺鄙な街の道路も渋滞していたので徒歩で。

母の部屋も少し地震で物が落ちたりしていたが大したことはなかった。母の精神状況もいつもと変わらず、相変わらず自転車乗りたいと。

 

薬チェック

(飲み薬)ちゃんと4種類飲んでいた。

(目薬)差し忘れ

(脱毛症の薬)塗り忘れ

 

薬の飲み忘れ、付け忘れがある日はその場で飲ませる(指させる、塗らせる)のだが、毎度「うそ~。ちゃんと飲んだよ(差したよ。塗ったよ。)」と抵抗するのが少しイラつくがだいぶ慣れた。

 

徒歩2~3分の整形外科へ。

行く途中でも「あれっ今からどこ行くんだっけ?」と(悲っ!

 

「勝手に外すんですよ」「んで、手をニギニギしたりして横着するんですよ」「骨折なんてしとらんって言い張るんですよ」と先生、看護師さんにチクって自分の仲間を増やしておいた(笑

 

レントゲン撮ったところ、付きが思わしくないらしく今回から少し大きめのプレート(小指と薬指を合わせて固定する指2本用)を添えたほうがよいということになり、前回より大げさな感じになっていた。

 

看護師さんに巻いた包帯の上にテープで「ぜったい外さないこと」とテープで貼ってもらった(笑

 

帰りしなにスーパーによって昼と夜の食料を調達。母のスーパーでの行動把握のために自分で動かせた。

スーパーの導線にそって、スイカ、沢庵、ゼリー、惣菜、饅頭等を籠に入れていた。これらはすべてまだ母の冷蔵庫にストックがあるものである。

それぞれ籠に入れるたびに「まだ冷蔵庫にあるから今日は要らないでしょ!」と戻させるのだが、そのたびに「うそ~、ホント?まだあったか?」と・・・

 

買ったのは昼用に寿司、夜用にとんかつ弁当と生野菜サラダのみ。

レジ先のスーパー出口で会計を見守りながら「今回は無駄な買い物させずによかった」などと思っていると、清算途中で母が店員に「ちょっと待ってって」とでも言ったのかは不明だが列から小走りに陳列棚に向かってスイカをとってカウンターに戻ろうとした。

私は慌てて母の元により「だから、これはまだ冷蔵庫に残っているから今日は要らないよ。」と陳列棚に再度戻させた。母は再び「うそ~、ホント?まだあったか?」と・・・

 

買い物終えて母邸に戻る途中の母が「あれっ、今どこ行ってきたんだっけ?何してきたんだっけ?」と・・・(泣