認知症と診断された母の記録

2014年に認知症(初期)と診断された母。遅まきながらその症状等を2017年夏より備忘録として綴っていこうと思います。既に過ぎ去った過去のあれこれについても思い出したときに追記していきたいと思います。

母邸訪問(6/12)-強制的自転車禁止の方法🚲

昨日クリニックで固定してもらった左手の巻き直しのため昼過ぎ訪問。

ちょうど母が団地から出てくるところに到着。
どこに行くの?と聞くと、散車(自転車散歩)に出掛けるところだとっ💦

昨日、自転車で転んで左手負傷。整形外科の先生から当分自転車乗るのん禁止されたのにっ!そうでなくても前々から脳外科の先生からももう自転車は辞めるように言われている。

何回行ってもああでもないこうでもないと屁理屈言って全くやめようとしてくれない。周りに友人も少なく遊び相手も話し相手も居ないので、この自転車散歩は確かに母の唯一の楽しみなのかもしれない。

そう思って、先生からやめるよう言われても母の意を汲んで目をつぶってきた。しかし今回、転倒し軽度だが骨折するという恐れていた事が現実のものとなってしまった。

は~、どうしたら良いのだろう。

さて、包帯の巻き直し。
看護士さんからは「普通は一人でできますよ。」と言われたので、まずは一人でチャレンジさせる。
のっけから何のために外すの?これ何のためにつけとるの?と何故何故婆さん!
答えても答えても何度も何度も繰り返し同じ事聞いてくるので、もういいから取り敢えず外してくれ!と正直こっちはキレそうになりながらやらせる。

外すのですら「あれっ?あれっ?できん!できん!どうやって外すの?」とプチパニック🌀😱
この時点で巻き直すのはほぼ不可能と感じた。

手伝いながら外して、そぉっと水洗い。被れないようできるだけ一日一回は拭くなり洗うなりが必要とのこと。

さて、巻き直し。と思ったら・・・
今外したことを既に忘れてしまったようでテレビを見に行ってしまう。

呼んでやらせようとすると、「何それ?何でそんなもんしないかんの?」と😵💦

さっきまで固定包帯していた事を話すとそれも覚えていない😱

どうにかこうにか巻き直しさせようとしたが、やはり一人ではできない。片手だからできないわけではなく、手順が思い浮かばないようで癇癪を起こす。

結局、一人ではできないので巻いてあげた。

母と少し散歩しがてら帰ったのだが、散歩中の会話では、昨日転倒して骨折したことを忘れていた。
手の固定包帯見ても何で巻いてるのか分かっていない素振りだった。

自転車は先生に止めるように言われていることも「うそ~、先生そんなこと言った?覚えとらん!うそ言わんで!」と。
この反応は裕に100回はしてる😅

今日は心を鬼にして自転車の鍵を隠して帰った。もしかしたら明日、自転車に乗ろうとしてプチパニックになるかもしれない😰