認知症と診断された母の記録

2014年に認知症(初期)と診断された母。遅まきながらその症状等を2017年夏より備忘録として綴っていこうと思います。既に過ぎ去った過去のあれこれについても思い出したときに追記していきたいと思います。

母の言動についついイラついてしまった。

ジョギングがてら母邸訪問。

いつもの散車(自転車散歩)に出掛けているようで不在。

汗かいてたので勝手にシャワーを借りて浴びてるうちに戻ってきたようだ。

母は毎日、散車に出掛けるのが日課で体力は頑張って維持できている。医者からは「危ないから自転車はもうやめなさい。もっと歩くように。」と言われているが、「歩くのはつまらん!」と言って散車をやめる気は無さそうだっ💦もうしばらくは様子を見るかな。

体もそうだけど医者からは「脳を動かすように努力するように。」とかなり前から言われている。

ドリル等での脳トレも少し前までは行っていたが、ここ1年くらいはサボっている。

脳を動かすには「人と話す」ことが一番良いらしいが、人見知りで話ベタなためか話し相手となるような友人もあまり居ない。

 

役所が主催する老人向けイベント(各種講座)もデイサービスも勧めるがなかなか実現しない。本人も自覚して毎々「頑張る!」とは言うものの実行が伴わないで何年も経過している。

 

今日もそんな流れのなか

オレ「母ちゃん、もうそろそろ真剣に頑張らないとダメだよ!」

母「何を頑張るの?頑張って散車しとるがね!」

オレ「うん。散車は頑張ってるよね。でも、先生に言われてる脳を動かすの頑張らないと!」

母「だから散車しとるがねっ」

オレ「だから。体でなくて脳の運動しないとね。人と話すようにいろんな所にデイサービス利用して参加して頑張らないと。」

 

脳の運動するように勧めると母は必ず「頑張って散車してる。私なりに努力してる。」という流れになってしまうのはいつものことだ。

 

母「そんなのいいわっ!面倒くさい!」

オレ「何もしないでこのまま、物忘れがもっと酷くなってきたら困るよね?回りも困っちゃうよ!」

母「も~ええ。頑張らない。面倒くさい。」

 

なんて感じに.....

 

同じようなやり取りを今まで何度行ってきたであろうことか。

この日はいい加減こっちもイラついて帰り際に「母ちゃんが頑張らないなら、俺もう来ないねっ!」と言って出てきてしまった。

 

少し自己嫌悪だ。

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