認知症と診断された母の記録

2014年に認知症(初期)と診断された母。遅まきながらその症状等を2017年夏より備忘録として綴っていこうと思います。既に過ぎ去った過去のあれこれについても思い出したときに追記していきたいと思います。

母の日記帳

2017.12.2(土) 母邸訪問

帰国してから自分も風邪を拗らせてしまい数日部屋でおとなしくしていた。手持ちの薬が切れたので午前中に病院に行き、5日分の薬を処方してもらった。家に戻って今日もおとなしくしていようと思ったが、体がなまってかえってだるく感じる。少し体を動かそうと思い、マスクをして母邸訪問。母と会うのは火曜日ぶりだ。

今日の母ちゃんは何だか機嫌が良いように見える。聞くと、今夜は姉夫婦に夕飯に誘われていて孫に会うのが楽しみのようだ。とにかく一日人に会わないことも多い母なのだが、孫に会う、人と話せるというのはとても嬉しいことなのだ。
ただ、姉夫婦と食事に行くときは常に会計を払わされているようで愚痴も言っていたが....まぁ、楽しんで欲しい。

さて、題名の「母の日記」なのだが..
母には基本的に毎日日記を書かせている。
日記と言ってもその日の出来事を数行メモ書きする程度なのだが、それでも「思い出そうとする」行為は脳に刺激を与えるのに良いとのことで続けてもらっている。

そんな日記だが最近はなかなか日中のことを思い出せないみたいで「思い出せない」「ボケてきた」「助けて!」といった記述が増えてきた。
会った人の名前も思い出せない事が多い。散歩してたら道が分からなくなって人に聞きながら帰ってきたといった記載もあり、心配になってしまう。

母はデイサービスの利用は「惨めに思えて嫌だ!」と受け入れようとしない。ならばいっそ、老人ホーム入居等をそろそろ真剣に考える必要があるのかもしれない。

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