認知症と診断された母の記録

2014年に認知症(初期)と診断された母。遅まきながらその症状等を2017年夏より備忘録として綴っていこうと思います。既に過ぎ去った過去のあれこれについても思い出したときに追記していきたいと思います。

母と夕食 in ガスト

いつ雨が降りだすか分からないので、一旦原チャリで布団を運んた。

踵を返して折り畳み傘を持って再び母邸に向かう。

徒歩で20分位の距離があるが、運動不足の中年には良い運動タイムである。

母邸についたころには程よい感じで汗をかいていた。

 

雨が気になるので一番近いガストへレッツゴー。

母と並んで5分くらい歩いて到着。「空いている席へどうぞぉ~」と遠くから声を出すお姉さん。我々は窓側の席を確保した。

 

ガストでは今、季節の牡蠣と帆立のメニューがおすすめされていた。二人とも一番のおすすめ料理とサラダ一皿を注文。

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結構な量で男の自分が腹を満たすのに十分であったが、大食い?の母もいつものように難なく平らげていたのはさすがだ。75歳だが胃は健在のご様子でgoodです。

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母は膳が来る前からデザート食べようか何度となく迷っていた。「何でも良いから頼みな!」と言ったが、取り敢えず食べ終わってからにすると。食後も悩んでいたが結局「やっぱ良いわ!」と。

 

母は会計は自分がすると一瞬伝票に触れたが、「俺が払うから良いよ。」というとすぐにその手を引っ込めるのはいつものことである。

娘夫婦には毎回奢らされていると言った不平をいつも聞かされている。奢ってもらうのは嬉しいのだろう。(というか、息子の当たり前の義務だから気にしないでねぇ~)

 

さて実は、仕事で渡航するためこれから約1か月母さんには会えない。

そのことは今日母さんが散車から戻ってきたときに伝えたのだが、一緒に夕食食べてわかれる際までに5回ほど「いつから行くの?いつ戻ってくるの?」と同じ質問を繰り返された。

認知症の影響で ”覚えられないから何度も聞く” ということなのであろうが、答えるたびに「寂しいなぁ~。近くにおってくれるだけで安心するんだ。」と言われるから胸が痛い。

 

ただ、母ちゃん。「居たら居たで口うるさいけど…」ってフレーズは要らないんじゃねっ?(汗

 

1か月無事で居てくれよ!